折りたたみコンテナの捨て方

折りたたみコンテナはオリコンともいい、工場や倉庫などで商品の配送や保管に使用されています。段ボール箱に比べて耐水性や強度があることや折りたたむことができるため重宝されています。
便利な折りたたみコンテナですが、再利用できるため長く使っていると破損や欠け・汚れの可能性が出てきます。折りたたむことはできますが、段ボールに比べて折りたたんだときのサイズも大きいため使わなくなったオリコンを保管しておくにはスペースも圧迫してしまいます。

この記事では、もう使わない折りたたみコンテナの処分方法にお困りの方に向けてオリコンの捨て方と詳しくお伝えいたします。
また、無料で処分する方法・個人での折りたたみコンテナの捨て方・リサイクルについても合わせてご紹介いたしますので参考にしてください。

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オリコンとは?オリコンの種類

オリコンとは折りたたみコンテナの略で、使用するときに組み立てて使える箱・容器のことです。
使わないときは折りたたむことができ、段ボール箱に比べて耐久性や再利用できることから倉庫や工場など物流業界で広く使われています。

オリコンには、マドコン・サンクレットオリコン・オリコンラックと呼ばれる種類があり透明なものや蓋がついたもの・側面からも中身を取り出せるものなど様々です。

オリコンの処分方法

オリコンは一般的に5年ほどが耐久年数とされていますが、使用状況や使用方法により変わってきます。
主な素材として、ポリプロピレンが使われておりオールプラスチック製のものやABS樹脂で出来ているものがあります。事業から出る場合、産業廃棄物扱いとなるため許可を持つ適切な業者に依頼して処理する必要があります。
また、まだ使える状態のオリコンであれば買取業者で無料で回収してもらうことが可能です。

ここからは、オリコン(折りたたみコンテナ)の正しい処分方法を見ていきましょう。

①買取業者に依頼して処分

買取業者に依頼することで、不要になったオリコンを処分することができます。
業者によっては、無料回収や金属ビスがついていても回収している場合、プラスチックパレットやビールケースも一緒に回収・買取をしていることもあります。

②製造元・メーカーに回収を依頼

不要になったオリコンは、製造元やメーカーに回収ができるかどうか確認してください。
中には、不要となったコンテナの回収サービスをしている場合があります。しかし、回収対象であっても状態が悪いとき・個数が少ない時は断られる可能性もあります。

③不用品回収業者を利用する

不用品回収業者では、オリコンとまとめて他の不要物も一緒に処分することができたり中には即日回収や不用品の買取を行っている場合があります。
状態の悪いコンテナを処分したいとき・大量の場合、他にも捨てたいものがあるときは不用品回収業者を利用してみてもいいかもしれません。

④産業廃棄物処理業者を利用する

折りたたみコンテナ(オリコン)はプラスチックで出来ているため、事業者から出るものは産業廃棄物の廃プラスチック類に当たります。
そのため処分の際は、産業廃棄物処理業を持っている業者に委託して処理する必要があります。無許可の業者に依頼してしまうと、委託した側にも罰則が科せられます。過去にも無許可営業の下請け業者に委託してしまったため、区役所の職員が書類送検される事件が発生しています。

産業廃棄物処理業者を利用する際には産業廃棄物処理業の許可を受けているか優良認定を受けているかを必ず確認するようにしましょう。

 優良認定とは
都道府県・政令市において廃棄物処理法に基づいて優れた能力と実績を有する産廃処理業者を認定する制度のことです。

個人の折りたたみコンテナ処分方法

個人から出る折りたたみコンテナは、30cm以下のものは粗大ごみとして捨てることができる場合があります。
地域によって解体・切断をして指定収集袋に入れば捨てられる場合や粗大ごみに分類する大きさが異なりますので、お住まいの地域の捨て方を確認してください。

 粗大ごみの捨て方・処分の流れ

【収集の場合】

STEP
1

収集の予約をする

お住まいの地域の予約方法を確認してください。地域により、電話のみの場合やインターネット・LINE・ファックス・窓口で受付をしている場合があります。
STEP
2

粗大ごみ処理券や廃棄物処理券を購入する

粗大ごみの処理手数料は、粗大ごみ処理券(粗大ごみシール)や廃棄物処理券などで支払う必要があります。自治体によって捨てるごみ1つにつき1枚必要の場合や品物毎に金額が定められていて必要な金額分を購入する場合があります。
STEP
3

収集日当日の朝、排出場所へ出す

収集日当日の朝、決められた時間までに収集しやすい場所へごみを出しましょう。
集合住宅の場合は、粗大ごみ置き場や1階の分かりやし場所、戸建ての場合は玄関前などです。

【持ち込みの場合】

STEP
1

予約制の場合、予約をする

持ち込みの場合、予約が不要な場合があります。お住まいの地域のホームページなどで情報を確認しましょう。
STEP
2

持ち込み施設の受付時間内にごみを持ち込む

受付時間内に粗大ごみを持ち込みましょう。荷下ろしは自分自身で行う必要があるのと持ち込みができるのは、その地域に住んでいる方限定であるため住所確認があります。
住所が記載されている身分証などを持参しましょう。
STEP
3

処理手数料を支払う

ごみの処理手数料は、持ち込みの場合10kg300円という風に決められている場合が殆どです。

粗大ごみとして折りたたみコンテナを捨てるのが難しい場合は、ジモティーやメルカリを使用した売却がオススメです。
不要になったオリコンが綺麗な場合や高価なものの場合、買い手がつくかもしれません。また、大量にオリコンがある場合や他にも大量に不用品がある場合、自治体の収集では処分できるまで1~2週間かかってしまうためお急ぎの場合は不用品回収業者を利用した処分を検討してみても良いかもしれません。

オリコンのリサイクル

折りたたみコンテナには環境に配慮したプラスチックや、リサイクルが容易にできるように鉄心やビスが使われていないオールプラスチックを使用したものがあります。
折りたたみコンテナを新しく購入する際は、リサイクルができるコンテナを選ぶことが重要となります。
また、中古折りたたみコンテナ回収業者の中には、回収後リサイクルが可能な業者もありますので処分の際には検討してみてはいかがでしょうか。

弊社アール・イー・ハヤシでも、回収したごみをただのごみとして処分せずに独自のネットワークを駆使して可能な限りリサイクルを行っております。

オリコンの処分ならアール・イー・ハヤシにお任せ!

ここまで、折りたたみコンテナ(オリコン)の捨て方についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
事業活動に伴って排出された折りたたみコンテナは産業廃棄物に当たるため、適切に処理する必要があり、個人から出た折りたたみコンテナは大きさによって粗大ごみとして捨てることができる場合がありました。

中古の折りたたみコンテナは、買い取り業者に依頼して無料回収が可能ですが状態によっては、引き取ってもらえず処分費用がかかってしまう…ということもあります。

また、折りたたみコンテナの処分を検討されている方におすすめなのが株式会社アール・イー・ハヤシです。

アール・イー・ハヤシは創業50周年を超える産業廃棄物処理業者で、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県を中心に不用品・産業廃棄物の回収、オフィス移転後の残置物処理まで行っております。
折りたたみコンテナの処分は勿論、他の不用品も一緒に回収が可能となっております。

簡単なお見積りは無料ですので、ご納得いただいた上でお任せいただければと思います。また、弊社では優良認定も取得していますので、ご安心してご依頼ください。