
丸の内は、東京都千代田区にあり日本屈指のビジネス街で超高層ビルが立ち並んでいます。丸の内には、東京駅をはじめ大手町駅・二重橋前駅・有楽町駅・日比谷駅といった観光、ショッピング、ビジネスの中心地となっています。
東京駅の丸の内側には、重要文化財に指定される赤レンガ駅舎や「JPタワー」、「東京ビルTOKIA」、「丸の内ビルディング」、「二重橋スクエア」といったレストランやショッピング施設、イベント会場があることでも、観光客に人気です。
こちらの記事では、千代田区丸の内に焦点を当ててお住まいの方・事業者の方へ向けてごみの捨て方を分かりやすくお伝えいたします。
たとえば「丸の内の粗大ごみの捨て方」「飲食店から出るごみの捨て方」「処理業者の選び方」といった情報をまとめています。
東京駅のイベントごみやテナントから出る廃棄物、オフィスで出た不要なオフィス家具の処分にお困りのことがありましたら、お気軽にアール・イー・ハヤシまでお問合せください。

丸の内の粗大ごみの捨て方
丸の内のある千代田区では、区民が日常生活において使用したもので不要になった家具・寝具などおおむね30センチメートル以上2メートル以下のものを「粗大ごみ」に分類しています。
具体的には、傘立てやキャットタワー、ソファーなどが当てはまります。
●千代田区丸の内における「粗大ごみ」処分の流れ
粗大ごみは、千代田区の収集を利用して処分することが可能です。
事前に粗大ごみ受付センターへの申込制で、粗大ごみの品目・大きさや形状により処理料金が定められています。
- 申込
- インターネット:千代田区粗大ごみ収集受付(外部サイト)
- チャットボット:千代田区ホームページ右下のバナーをクリック
- 電話:03-6743-0603(粗大ごみ受付センター)
- 月~土:午前8時~午後7時
- 千代田区有料粗大ごみ処理券を購入
- 千代田区内のコンビニエンスストアや千代田区有料粗大ごみ処理券取扱所から「粗大ごみ処理券(A券:200円、B券:300円)」を購入
- 収集に出す粗大ごみの処理手数料に合わせて、粗大ごみ処理券を貼りつける
- 収集日当日、収集場所へ出す
- 処理券には「収集予定日」と「氏名または受付番号」を記入
- 自宅前やマンション指定場所へ排出
●粗大ごみを捨てるときの注意点
- 一度に出せる粗大ごみは10点まで
- 粗大ごみ処理券を購入する際は、「千代田区」の券を購入するように気を付けましょう。
他の区のものを購入した場合、使用できません。 - 家電リサイクル法対象となる冷蔵庫、エアコン、洗濯機、テレビとパソコンはリサイクルが義務付けられており、粗大ごみとして処分できません。
丸の内の事業系ごみの処分方法
●丸の内における「事業系ごみ」とは?
事業系ごみとは、丸の内の飲食店・アパレルショップ・雑貨屋・テナント、事務所やオフィス、食品工場や倉庫など事業活動を行うにあたり排出されるごみのことをいいます。
これには、公共サービスや非営利団体も含まれ、たとえ少量であっても、事業者から出る場合は「事業系ごみ」にあたるため許可をうけた業者へ処理を委託する必要があります。
また、事業系ごみは更に「産業廃棄物」と「事業系一般廃棄物」に分かれ、ごみの種類や処分方法、処理を行うために必要な許可が異なります。
事業者は、自らの責任において排出した廃棄物を適切に処理しなくてはなりません。
●丸の内における「産業廃棄物」とは?
産業廃棄物とは、事業系ごみのうち汚泥や廃プラスチック類、木くずなど20種類の品目が定められています。
処理を行うには、東京都知事から許可を受けた業者へ有料での処理を委託しなければなりません。
許可業者は、さんぱいくんや東京都環境局のホームぺージから確認することができます。
また、弊社アール・イー・ハヤシは東京都から優良産廃処理業者としての認定を取得している実績50年以上の産業廃棄物処理業者です。
丸の内周辺企業から出る廃棄物の処分は是非弊社までお問合せください。

●丸の内における「事業系一般廃棄物」とは?
事業系一般廃棄物とは、事業系ごみのうち産業廃棄物以外のことを指します。
丸の内で事業系一般廃棄物を処分するには、以下の方法のいずれかで行いましょう。
- 自ら清掃工場へ臨時持ち込みを行う
- 許可業者へ処理を委託する
- 事業系一般廃棄物は、千代田区長からの許可を受けた業者(一般廃棄物処理業者許可事業者名簿)へ委託しましょう。
- 区の収集を利用する
- 原則、千代田区では事業系ごみの収集を行っておりませんが、1日の排出量が50キログラム未満である場合、千代田区の収集に出すことができます。
●丸の内の事業者から出る「粗大ごみ」の処分方法
千代田区(丸の内)で回収している粗大ごみは、区民が日常生活で排出するものに限ります。したがって、事業者から出る粗大ごみは東京都の許可を受けている産業廃棄物処理業者へ委託して処分しましょう。
丸の内で産業廃棄物処理業者を選ぶときのコツ
1.必要な許可を受けていること
他人から委託を受けて廃棄物の処理を行うには、産業廃棄物収集運搬・処分業の許可を受けている必要があります。
丸の内の事業者が、業者へ委託する場合、東京都から許可を受けていることが必須です。
委託しようとする業者から許可証を受け取り、許可に委託する廃棄物の品目が含まれていることや許可証が有効期限内であること(切れている場合も更新中か確認する)、処理能力について確認を行い、安心して依頼できる業者かどうかをチェックしましょう。
もし委託した業者が無許可であることに気が付かず、委託業者が不法投棄や不適正処理を行ったことが発覚すれば排出事業者も、罰則が科せられることを理解し業者を選びましょう。
2.東京都の「優良産廃処理業者」として認定されているか
産業廃棄物の処理業者を廃棄物処理法に基づき、より優れた能力や実績をもつ優良な産廃処理業者を認定する「優良産廃処理業者認定制度」があります。
この制度において、認定された業者であれば通常の許可の基準より厳しい許可基準をクリアしており、信用度が高い業者と言えるでしょう。
許可証に「優良マーク」がついている業者であれば、優良産廃処理業者です。
業者を選ぶ際は、優良マークが許可証にあるかどうかを1つの基準にしてみても良いでしょう。
3.処理料金の妥当性を確認する
委託業者を検討する際、「料金が安い」という理由だけで決めてしまうのは危険かもしれません。
なぜなら明らかに安い場合、「適正な処理を行わず火災が発生する」、「不法投棄する」といったリスクに繋がってしまいます。廃棄物の処理を行うには、必ず処理料金がかかるため複数社から見積りを取り適正価格を知ることも、トラブルを回避し安心できる業者を選ぶためのポイントとなるでしょう。
丸の内の粗大ごみ・事業系ごみ・産業廃棄物に関するよくある質問
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丸の内で「アクリル板パーテーション」を捨てるには?
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新型コロナウイルス感染対策として、多くの企業や飲食店などで利用されてきたパーテーションですが、処分の際は産業廃棄物扱いとなります。
東京都から許可を受けている産業廃棄物処理業者に依頼し処分しましょう。
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事業系有料ごみ処理券の販売場所を教えてください。
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事業系ごみ・資源の処理は有料となっており、事業系有料ごみ処理券を購入する必要があります。処理券は、有料粗大ごみ処理券・有料ごみ処理券取扱所ステッカーのある千代田区内コンビニ、小売店から購入してください。
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丸の内のモバイルバッテリーの処分方法・捨て方は?
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東京都千代田区(丸の内)では、モバイルバッテリーなどリチウムイオン電池を使用した製品の処分方法について、以下のように案内しています。
膨張・破損・変形・露出していないものは、月2回の「燃やさないごみ」「蛍光管など」の日にゴミ集積所に袋を分けて出しましょう。
収集時や処理施設の火災事故に繋がるため、膨張・破損・変形・露出したモバイルバッテリーは、事前に千代田区清掃事務所へ連絡したうえで処分しましょう。
丸の内の粗大ごみ・事業系ごみ・産業廃棄物の処分方法まとめ
ここまで、東京都千代田区丸の内において粗大ごみ・事業系ごみ、産業廃棄物を処分するときの方法についてお伝えしてきました。
廃棄物は、家庭から出る場合、事業者から出る場合など排出元やごみの種類、量に合わせて処分方法が異なりそれぞれ適切な方法で処理する必要がありました。
丸の内には、日本屈指のビジネス街と知られており数々の企業が立ち並んでいます。それに伴い飲食店やコンビニエンスストア、スーパーなども多くあります。
丸の内周辺の企業や店舗から出る廃棄物の処分にお困りの際は、是非アール・イー・ハヤシまでお問合せください。